SE構法は、構造計算を取り入れた設計のもと、高精度集成材とオリジナルSE金物を採用することで、木造建築ながら圧倒的な強度を手にしました。高い構造強度は、体育館など木造大型建築にも数多く採用されているほどです。この技術を取り入れたSE構法の家は、木質感にあふれ従来の伝統工法の味わいを残しながらも、大開口部や高天井、自由な間取り、ビルトインガレージなど、多彩で自由な空間創りを可能にしています。安らぎはそのままに、強さと夢にあふれたSE構法の家こそ、新世紀の伝統工法住宅なのです。
木ならではの安らぎに強さを備える集成材
工場でコンピュータ制御による高精度加工で均一仕上げされ、強度計算に基づいて作られるエンジニアリングウッド(JAS構造用集成材)をSE構法は採用しています。この集成材は、ムク材に対し1.3倍の強度を実現すると共に、木材ならではの安らぎをもたらしてくれます。
鉄骨に負けない強さを実現するSE金物
SE構法のすべての接合部は、独自開発によるSE金物によるハードジョイントにより構成しています。オリジナルリングで絞め、ドリフトピンを挿入することで、梁を引き寄せ柱と密着。構造用集成材の特性をさらに引き出し、圧倒的な接合部の強度を実現してくれます。
大規模建築も可能な木骨構造+構造計算
長野五輪のエムウェイブのように大規模建築も可能とする木骨構造のもと、その大規模建築物と同様の応力解析による構造計算を実施しています。
立体応力解析で、あらゆる安全性を点検。もちろん様々なデータをもとに、自然災害についてのシミュレーションも万全です。
すぐれた高気密・高断熱・高耐震性能を実現したスーパーウォール工法をお選びいただけます。スーパーウォール工法で建てた住宅は保温性が高く、冷暖房の効率を高めるので、夏涼しく、冬暖か。さらに耐震・耐久性にも優れた住宅です。次世代省エネ基準にも適合します。
スーパーウォール工法住宅構造図
[1]温度差が小さい
一年を通して快適な環境を維持できます。また、保温性が高く冷暖房効率がよいので、部屋の上下の温度差が小さく快適です。
注:ここに掲載しましたデータは、一定の仕様・条件下での測定の一部であり、住宅の仕様、生活スタイル、立地条件、測定条件等によっては、異なった値となる場合があります。
[2]地震や台風に強い
独自のパネル構造で耐震性・耐風性を高めています。永く安心して暮らせる、耐久性があります。
※充分な耐震性を得るためには地盤にあわせた基礎工事の必要があります。建築時に当社と十分に打ち合わせの上、ご確認ください。
[3]音が静か
家全体の気密性が高いので、外からの騒音を低減します。室内からの音漏れも抑えます。
[4]空気がきれい
外からの空気を常に取り入れ、室内の汚れた空気を排出し、室内の空気のよどみが少ない。
[5]省エネルギー
スーパーウォール工法の住宅は保温性が高いので、暖房を停止しても温度の低下はゆるやか。暖房を再び開始して快適な室温にするまでのエネルギーも少なくてすみます。